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事例08:建蔽率の規制を中庭で解決した緑のテラスハウス
(埼玉県富士見市水子/木造2階建 テラスハウス 4棟9戸)
個性派外観・中庭・全開口サッシ・ウッドデッキ
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​物 件 概 要
  • 所在地:埼玉県富士見市水子

  • 構造・規模:木造・地上2階建

  • 建物種別:テラスハウス(長屋建)

  • 棟数:戸数:4棟・9戸(2LDK)

  • 敷地面積:670.49㎡(202.8坪)

  • 延床面積:530.19㎡(160.4坪)

  • 完成年月:2015年3月

​事 業 収 支
  • 建築費:1億846万円

  • 諸経費:1,466万円

  • 総事業費:1億2,312万円

  • 月額賃料:102万円

  • 年額賃料:1,222万円

  • 表面利回り:9.92%

  • 金融機関:JA

■2名の所有者による共同開発と「傾斜地」という壁

計画地は所有者2名の方がお金を出して造成し、開発道路を築造して、一方の所有者の方は建売分譲用地として南側を利用し、クライアント様は北側の区画を賃貸住宅として計画したいとの要望から企画がスタートしました 。
一番大変なところは高低差でした。最大高さ2mの擁壁があり、雛壇上に造成された区画の中で、眺望を生かしながらどういった魅力のある賃貸住宅を創造できるか?ということがテーマでした。

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■最低敷地面積と上限家賃を考えた戦略

そしてもう一つの苦悩は、このエリアの最低敷地面積が法令上125㎡以上のため、1区画1戸ではエリアの家賃相場を考えると上限家賃以上の専有面積の戸建賃貸になってしまいます。

そのため1区画を1棟2戸、もしくは3戸で計画することにより、相場家賃に見合った専有面積での賃貸住宅の計画となりました。

■最大の障壁はボリューム制限の規制

大きな懸案事項が建蔽率50%容積率80%の壁です。土地を最大限有効に使おうとしても、ボリューム制限が非常に厳しい敷地です。

これを解決する為の秘策として、リビングの延長としても利用できプライバシーも保護され、居室への採光上も有効で、建蔽率や容積率へも算入されないスペースを持つ【中庭付賃貸住宅】の誕生となりました。

他にもメゾネット形式でもフラット形式でもない【クロス動線の賃貸住宅】は、入居者のライフスタイルを考慮して騒音対策を意識しつつ、横への広がりを感じる戸建感覚の長屋住宅となりました。

■自然と調和する「緑色」のブランディング

敷地の高低差を生かすため、各住戸の眺望を考えながら、窓の位置等を決定し、中庭とリビングの一体感を演出するため、賃貸住宅では希少な全開口フォールディングサッシで、フルオープンできます。

メインカラーとなる緑色の外壁のキャスティングウッド、屋根も緑のシングル葺きで統一感を演出し、外観デザインは片流れ屋根でモダンに、窓も縦長や小窓で壁面にリズムを創ります。

ディティール(細部)もこだわり、ウッド調の玄関ドアに合わせ、玄関灯はマリンランプで演出しています。これだけの計画にも関わらず表面利回り9.92%という、非常に優れた事業収支を達成しています。

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